COCCO

「こっこー」が中期計画見直し ~「攻め」の姿勢鮮明 ~

解体・スクラップ増を好機に

 

 総合リサイクル・建材加工販売のこっこー(本社・広島県呉市、社長・槙岡達也氏)は2021年度を起点とする3力年の新中期経営計画を見直した。カーボンニュートラルの世界的な潮流やスクラップの価値向上といった事業環境の好転を受け、強靭な事業基盤の再構築に向けて攻めの姿勢を強めている。

 

 基本戦略を「ピンチがチャンスに変わった。この機会を最大限に生かし挑戦を続けるチャンスに変えるための挑戦」へと変更。新中計最終年度は主力取引先である日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の熱延等の設備休止が予定される中でも、全事業黒字化や純利益1億円規模のキープ、雇用確保、自己資本比率30%の達成を目指す。SDGs宣言を戦略に加えることで、リサイクル業としての自社の強みを社内外に積極発信するのと並行し、社員各人がSDGs目標を掲げ、挑戦していくことでSDGsに興味を持ってもらい、将来的な「ビジネスチャンスへとつなげたい」(槙岡社長)。

 

 事業環境の変化を受けて、今年4月の組織替えで呉地区構内作業を請け負ってきた「製鉄事業部」と鉄・非鉄スクラップおよび産業廃棄物を扱う「資源循環事業部」を統合して「環境資源事業部」を設立し2事業部制とした。今後、製鉄所の全設備休止後に構内の設備解体でスクラップ・廃棄物の大量発生が予想される中、解体関連作業の受注やスクラップの扱いを総合的に行うため、部門間の垣根を取り外し統合した。
また、スクラップの受け入れ準備として広島加工センター(東広島市黒瀬)敷地内の約2千平方㍍を舗装し、置き場を確保した。

 

 新規事業への挑戦も継続する。6月1日に事業開発室を新設し、専任者2人と兼任者4人でスタート。自由に動ける組織として、「企業理念に沿う事業であれば何でも挑戦可能」(同)とし、社内からも事業開発のアイデアを募る。また、既存2事業に続く柱に育てていきたい土木事業については、現在、公共事業比率が高いが、付加価値が高い民需を捕捉すべく、自社のネットワークを活用して営業展開を強める。

 

 

ー 雑品・太陽光発電パネル 再資源化設備稼働へ

 
 
ー 人材に積極投資

 

 こっこーは総合リサイクル業の基盤を整えるべく、鉄を軸とした廃棄物の取り扱い品種拡大も図る。今期からの雑品スクラップ扱い開始に向けて、呉リサイクルセンターに約2億円を投じて設置した雑品用竪型破砕機(富士車両)と選別ラインの稼働準備を進めている。
破砕後に磁選で鉄・アルミに分け、処理能力は日当たり3~7㌧。周辺環境への配慮から、防音対策完了後に本稼働に入る。現在は投入物の混合比率など品質向上への研究を重ねており、投入前・破砕後は手選別を徹底することで、火災防止・品質向上を図る。耐用年数が過ぎた太陽光発電パネル設備の大量排出期を見据えての先行投資として、黒瀬リサイクルセンター(東広島市黒瀬)に導入した再資源化設備も近く稼働予定。アルミフレームを外してガラス表面をショットブラストで砕く。この廃ガラスを自社で扱う廃ガラス製の軽量発泡資材「スーパーソル」に転用することで、付加価値を生み出すとの構想もある。

 

 社内人材を掘り起こして教育投資し、管理者育成を推進する。優秀で意欲ある人材に対しては今まで以上に各種資格取得の奨励や教育の機会を設けていく。

 

 


[2022.06.03] 鉄鋼新聞 掲載

こっこー、積極投資で新潮流つかむ

―こっこー、資源リサイクル強化

総合リサイクルのこっこー(本社=広島県呉市、槙岡達也社長)は、資源リサイクル事業を強化する。同社初の竪型破砕機を導入したほか、太陽光パネルのリサイクル事業に参入。部門間のシナジーを高めるため事業部を再編し「環境資源事業部」を設立するとともに、リサイクル技術の開発に取り組む専門部署を設置した。設備や研究への投資を積極化することで、サーキュラーエコノミーや脱炭素、持続可能な社会の実現に向けた潮流を捉え、リサイクル分野での成長を目指す。

 

 

―竪型破砕機・選別ライン導入

3月に本社敷地内の呉リサイクルセンターに約2億円を投じ、富士車両の竪型破砕機(200馬力)を新設した。加工能力は月間約1000㌧。磁力線別機や渦電流選別機などを組み込んだ選別ラインも導入した。「雑品」と呼ばれる金属以外の素材を含むスクラップの処理や金属くず・廃プラスチックなどの「混合廃棄物」処理にも対応する。近隣の環境に配慮し、試験稼働と並行して防音対策の強化を進めており、近く本稼働へと移る。

黒瀬リサイクルセンター(東広島市)には3月に、太陽光パネルの処理施設を設置した。今後、廃棄パネルの増加が見込まれることから、太陽光パネルのリサイクル事業への参入を決め、準備を進めていた。

設置した設備は、カバーガラスの剥離に粒状の投射材を吹き付ける「ブラスト工法」を採用したもので、中国エリアでは初導入のタイプという。アルミフレームを取り外した後、装置内に投入し金属性のブラスト材でガラスを削るように除去する仕組み。パネルの形状・サイズの変化に柔軟に対応し、破損したパネルも処理できるのが特徴だ。自動車のフロントガラスの処理や網入りガラスからのワイヤ回収にも活用できる可能性があるという。

こっこーでは、同センター内でガラスを使った多用途軽量発泡資材「スーパーソル」を製造する。主原料はガラス瓶だが、太陽光パネルから回収したガラスも利用できるとみて研究開発を進める。他社にはない処理フローを強みに、再資源化に取り組む。

リサイクル事業の強化に伴い組織再編も進める。4月から資源循環事業部と製鉄所の構内作業を手掛ける製鉄事業部を統合し、環境資源事業部を立ち上げた。日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区での休止設備の解体案件などの受注や付随して発生するスクラップの獲得に向け、両事業部の垣根を取り除きシナジーを高める狙いだ。

同事業部内には、リサイクル技術の高度化やリサイクル製品の用途開発などを担う「技術開発室」を新設した。これまで研究開発は、大学などとの共同研究の形で進めていたが、社内に専任の研究スタッフは配置していなかった。まずは3人の研究体制でスタートし、段階的に組織の充実を図っていく方針。

 
SDGsや脱炭素社会に向けた動きが加速する中、再生エネルギーなど環境分野での事業拡大、新規分野への事業展開の道を模索する。これまで新規事業の開発を担当していたプロジェクトチームを6月から「事業開発室」として管理本部内に組織化し、新事業の企画立案を本格化する。槙岡社長は「『総合リサイクル・活性化企業』を目指し、資源循環だけでなく、広い視野を持って取り組んでいきたい」と話す。


【2022.06.01】産業新聞 掲載

社長、SDGs検定に挑戦!

今期、こっこーとしても、一個人としてもSDGsの取り組みを進める!

そう期初朝礼にて発表した、当社社長の槙岡ですが、

今回、SDGs検定に挑戦しました!

 

この検定、

今を生きるものとして
「地球の未来」、「次世代」に対する責任を持ち、
ビジネスや日常生活において
SDGsの目標に貢献するためのツール

__

 

ということで、SDGsを更に推進していくためにも、

知識を深めたいということで、挑戦。

巷では、
【合格率24%】
ということで、難易度が高い検定ともいわれておりますが・・・

 

 

 

結果は・・・・・ 
 
   
 
  
  
  
 
  

見事、合格でした!!

第8回SDGs検定 合格者認定証

 

安堵とともに、自信をもってこれから、SDGsの取り組みを進めていきたいと思います!

みなさまも是非、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

今期から全社員で、SDGsに取り組みます!

こんにちは!

2022年、当社は72期がスタート致しました。

今期の会社方針については、今週から来週にかけて、

社長が自ら各営業所に行き、社員に説明する予定となっています。

これは、社長の就任当初からの、「直接、社員の皆さんに説明したい」という強い思いからです。
 

さて、今期の方針の中のひとつに、

SDGsを社員全員で取り組もう!”


ということが掲げられています。

sdg_poster_ja_2021

当社の創業時からの事業自体、「リサイクル」ということで、まさに、SDGsを推進している会社であることは間違いないのですが、事業活動をしていく上でも、環境ISOを常に意識してCO2排出量の推移を確認するなど、様々な取り組みを昔からおこなってきました。

でも、まだまだできることはある!ということで、

 

1.社員一人一人が自らチャレンジ目標を設定し、取り組む!

2.各部署にて、SDGs目標を掲げ、取り組む!

 
この二つを、今期こっこーは進めていきます!
 
今後、ブログ等を通して各部署・社員の取り組みをお伝えしていければと考えております!

 
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・

 
 

まずは、一発目として、管理本部からの取り組みをご報告。

sdg_icon_12_ja_2-290x290

紙は無限にあるものではない。

本当に印刷が必要なものだけ、紙に印刷していこう。ということで、

 

給与明細の電子化 をおこないました!
 

 

長い間お世話になりましたが、

2022年4月20日支給の給与を以って、

株式会社こっこーの紙の給与明細は廃止し、今後は電子明細の配布となります。

1650432862805x
さようなら、これまでの給与明細業務・・・・・・
さようなら、この明細の山たち・・・・・・
見納めです。。。。

 

地球環境のため、社員の皆様への働きやすさの一つにもなる!と信じて、、、、

今年度、こっこーは、SDGs取り組みをどんどんおこなっていきます!

 

ヘアドネーションに挑戦!

こんにちは!

寒さが厳しい日が続きますね><。

さて、本日は、当社のモットー「かぎりあるものを、かぎりなく」に関連したお話をさせていた誰場と思います。

 

私事で恐縮ですが、

この度、ヘアドネーションに挑戦しました!!

みなさん、ヘアドネーションとは、ご存知でしょうか?

_

_

「ヘアドネーション」とは・・・

病気や事故などで頭髪に悩み持つ子供たちのウィッグ(かつら)用に、切った髪を寄付するものです。

元々はアメリカで始まった活動ですが、日本でも2009年からNPO法人により活動がスタートしました。

近年では、有名人さんがSNSでヘアドネーションについてアップされたりと認知度が高くなってきています^^

 _

さて、私がこのヘアドネーションを知ったのは、2年前くらいでした。

友人の娘さん(幼稚園年中)が、とても髪を長く伸ばしていたので、「長くなったね~!」と言うと、「うん!ヘアドネーションするために伸ばしてるの!」と言われ、「・・・・・ん?なにそれ?」と、いう会話によって、教えてもらったのが始まりです。

年中さんという年齢で、ヘアドネーションを知り、「私の髪も病気やケガで悩んでる子供たちの役に立てたい」と感じ、行動していることに感銘をうけ、私もやろう!と決意しました。

 _

元々、髪の量が多いため、いつも髪を切っていただいたときには、カット台の周りに散らばる大量の髪をみて、もったいないな~と感じていた私。

 _

この「もったいない」が人の役に立てるなら!と約2年かけて伸ばしました!

 _

いよいよ断髪式★

1642549236219

髪が多い&長い の2大要素で、髪を洗うととても重く、乾かすのも時間がかかり…

と大変な毎日でしたが、これで子供たちの笑顔が作れると思うと、頑張れました^^

__ 

 __ 

ヘアドネーション用に髪を切ってくれる美容室ってネットで探すと少なかったのですが、自分が通っている美容院でも、やってあげるよと言ってくださったので、聞いてみて良かった~!と思いました。

やってみようかな?と思っている方は、

是非いつも行かれている美容院に聞いてみてください!

_

工程は大きく以下の感じです!

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

①31cm以上切れるように伸ばし、

②写真のように小分けしてゴムでまとめ、切ってもらう

③自分でジッパー袋等に入れ、レターパックに入れて送るだけ!

●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

とても簡単でしたよ!

 _

_ 

今回、私は以下の団体に送らせていただきました!

ご参考まで^^

https://www.jhdac.org/

色々と分かりやすい説明があり、勉強になりました!

jhdac

 

 

呉市のご当地キャラ「呉氏」のフェンスがこっこー本社に!

こんにちは!

いよいよ2021年の終わり、2022年スタートが近づいてきましたね!

なかなかお出かけができなかった2021年。

しかし、お散歩などで改めて地元の魅力を発見できた一年でもありました!

こっこー本社の周りも歩いてみると色んな発見があるんですよ~!

そうそう、こっこーが生まれ育ったここ、【広島県呉市】では、かわいいご当地キャラがいるのを皆様ご存知ですか?

 

その名も・・・「呉氏」(くれし)です!!

 

kuresi

 

はじめましての頃は、なんだ!?と他のご当地キャラと違うタイプに戸惑いましたが、いまでは、すっかり可愛さにハマり、いろんなグッズをチェックしてしまいます(>v<*)

 

そして、、、呉氏グッズといえば、

こっこー本社に、この呉氏が入ったフェンスがあるんです!

211206 看板デザイン (1)

皆さん、分かりますか?フェンスの中央に呉氏がいるんです!

とても可愛いですよね!

これ、実は、三協立山㈱三協アルミ社さんが呉市公認で作られたフェンスなんです★

 

https://www.kureshi-official.com/goods/

そして、当社のこの呉氏フェンス、テレビ新広島さんが取材に来てくださいました!

チッチキチー♪でおなじみの大木こだまさん&テレビ新広島アナウンサー西山穂乃加さん親子が来てくださり、うれしい限りですヾ(≧▽≦)ノ

この放送は、年明けになりますが、今から楽しみで仕方ありませんっ!!!!

(呉氏取材)記念写真

 

放送日時は、以下を予定しています!

日 時:2022年1月12日(水)18:00~

テレビ新広島「TSS ライク!」“あっちこっちチッチキチー”コーナーにて

 

是非みなさん、ご覧ください~(*´ω`*)

「呉を冒険メガすごろく」参加しました!

こんにちは!

 

寒暖の差が激しい今の時期、皆さん体調管理には十分にお気をつけください。

 

今回のブログは、11月7日に呉市の中央公園で開催された「呉を冒険メガすごろく」についてです。

 

呉の魅力を詰め込んだすごろくで遊べる!とのこと…聞いただけでも面白そうですよね?

 

応募枠110組がすべて埋まり、当日には企業ブース前に体験待ちの方々の列が出来たりと大変人気でした!

 

1636425013352

 

こっこーも「企業体験コーナー」の1つとして参加させていただきました!

 

来られた方々の多くが「こっこー」という名前から「ニワトリ」を連想(笑)

 

が、しかし!!

 

リサイクルの分別体験中は「へぇー」「え、そうなんだ!」という声!
終了後には「すごい勉強になった」「帰ったら早速やってみます」などといった声が!

 

1636425013746

1636425013564

1636425013310

1636425013198

 

最初はよくわからず戸惑いがちなお子さんが、分別の仕方や、分別マークの違いに気づいていき、普段は気にせずただ捨てられていた「ごみ」が意外なものに生まれ変わってまた使われているということを知って驚く姿はとてもかわいかったです(*^^)

 

1636425013721

1636425013290

1636425013331

1636425013674

 

しかもお昼休憩にはなんと!
こっこーの企業ブースの前に「呉氏」が!!!

 

1636425013501

 

今回のイベントに参加した方々に、「ごみ」をただ捨てるのではなく、その「ごみ」は生まれ変わってまた私たちの生活の支えになっているということを知ってもらうことができました。

 

今後も、同じようなイベントが開かれる際には、
更に多くの人に「こっこー」と「リサイクル」について知ってもらいたいと思います!

こっこーの70周年記念品🌟

こんにちは!

すっかり朝晩は涼しく(寒く)なり、秋を感じる季節となりましたね。

さて、今回のブログでは、今年こっこー社員全員に配布した70周年記念品についてです!

「どんなものを社員は喜んでくれるだろう・・・・(゜-゜)」

「使えるものの方が良いだろうなぁ。。。。」

「やっぱりこっこーといえばリサイクルだし、エコなものがやっぱりよいだろうし・・・!

ということで、

記念品は色々と悩みましたが・・・・・

社長自ら提案してくださった、これに決めました!!

折れたバットをリサイクル かっとばし!!

 

213

 

みなさん、こんなのがあるってご存知でしたか??

野球大好き、カープ大好きな社長だからこそ、知っていたのかも(*^-^*)

プロ野球や社会人野球、大学野球などで使用され、役目を終えた破損バットやバットの製造過程で出る端材をリサイクルして作られているんです!

なんと素晴らしい商品なんだろう!

とっても感動ものです!!

しかも、もしかしたら、それが大好きなプロ野球選手が握っていたバットかもしれない・・・・なんて想像すると、うれしくなっちゃいますよねヾ(≧▽≦)ノ

今回は、このかっとばしを、こっこー70周年仕様にしていただき、カバンに入れて持ち運びできるように、箸キャップも付けてみました🎵

コンビニでお弁当買っても、今後は箸はあります!と言いたいです!

少しでも地球の為に、、、、コンビニでは袋だけでなく、箸もお断りしていきたいと思います(∩´∀`)∩

 

かっとばしは、株式会社兵左衛門さんが作られているecoなお箸です!

是非みなさん、サイトでどんな風に作られているのか、見てみてください(^^)/

かっとばし!! プロジェクト|独自の取り組み|兵左衛門

尚、息子が大好きなNHKさんのピタゴラスイッチに・・・・

なんとこのかっとばしが登場して、私は大興奮でした!!!

もっともっとみんなにこのかっとばしを知っていただき、持ち歩いていただきたいな~!!!

16324506255481632450625229

 

こっこーの70周年事業!

こんにちは!

管理本部の松本です!

 

本日は、今年70周年を迎えましたこっこーの周年事業について、

ようやく全社員への配布ができたので、本日ブログでご報告させていただきます♪

 

 

今回、70周年事業として主におこなったのはこれです!

 

ドドーン!

 

  • ✿ 記念誌

  • ✿ 記念品

  • ✿ 各事業所のある13自治体への寄付

 

これまで、70年という長い歴史がありましたが、社史というものを制作していなかったこっこー。

書庫から昔の写真や、8mmビデオフィルム、先代の手記などを整理し、

改めて、こっこーの今日は先人の皆様のおかげであるんだ。と実感しました。

 

そして、今この70周年の年に一緒に働いている社員のみんなの様子も収めたいと、

写真集のようなページも作ったんですよ!

 

 

 

10年後、20年後、そして100周年を迎える30年後に、この社史を見返した時、

あ~こんな事務所だった!こんな仕事してたな~と懐かしく思う時がきっと来るだろうと思います。

 

 

 

processed

 

こっこーの今回の記念品、なんだったの??

気になりませんか? 循環型社会の形成を目指すこっこーの記念品は、

・・・・・ひと味もふた味も違ったものなんです!!

 

詳しくは、後日、ご紹介させていただきます!!

お楽しみに^^

 

こっこ一、3ヵ年新中計「事業基盤を強靭化」

― 全部門で黒字化目指す
 
 総合リサイクルのこっこー(本社=広島県呉市、槙岡達也社長)は、2021年度から3力年の中期経営計画を策定した。構内作業を手掛ける日本製鉄瀬戸内製鉄所・呉地区の閉鎖が23年に予定されるなど事業環境が大きく変わる中、収益力の強化やイノベーション創出、事業部・グループ間のシナジー強化などを通じ、強靭な事業基盤を再構築する。
 
 
― 解体付帯作業を獲得へ
 
 20年度にまとめた外部環境の変化に対応し、社員の雇用維持と22年度の黒字化を目指す「こっこー再生プラン」と並行し、取り組みを進める。「ピンチをチャンスに変えるために、挑戦しよう」を中計のスローガンに〝再生後〟を見据え、あり様を描いた。最終年度には、全事業部の黒字化、純利益1億円の安定確保、雇用維持、自己資本比率30%の達成、働き方改革による労働時間の短縮などを実現する。
 中計中に、製鉄所の構内作業を請け負う「製鉄事業部」の作業が大きく減少する見通しのため、収益改善、雇用維持を目標に、既存事業の利益率向上や社長直轄の「事業開発プロジェクトチーム」を中心にした新規事業の立ち上げに取り組む。
 昨年M&Aを通じ、スタートした土木事業の拡大、金属リサイクルなどを担う資源循環事業部と鋼材やエクステリアなどを販売する生活環境事業部の連携強化、製鉄事業部の構外作業への進出など事業改革は一定の成果を上げていることから、改革を加速し将来につながる基盤づくりを進める。
 日本製鉄が5月に、広島県や呉市などでつくる合同対策本部で、9月末の鉄源工程休止後の保全や一部解体、23年に予定する全設備停止後の撤去・解体について概略が示されたことを受けて、製鉄所の解体工事にかかる付帯作業の獲得を目指す。槙岡社長は「製鉄所の中で1日でも長く、一人でも多く働くことが当社と地域にとってはベスト」と話し、参入に強い意欲を見せる。
 6月には、創立70周年を迎えたばかり。槙岡社長は、70年代のオイルショック、90年代のバルブ崩壊、08年のリーマン・ショックなどさまざま事業環境の変化に直面しながら、そのたびにピンチをチャンスに変えるべく攻めの姿勢で乗り越えてきた歴史を振り返り、社員に結束を呼びかけたという。
 今回、中計とともに10年後の長期目標も作った。80周年の節目となる31年には、「地域社会を豊かにする、総合リサイクル・活性化企業へ」と進化し、脱炭素社会への貢献、産業廃棄物の処理品目拡充、新たな処理設備の導入やIT化、グループ土木事業10億円到達などの実現を掲げる。
本社社屋の建て替えや80周年の記念事業も実施したい考えだ。
 
 
― 前3月期、減収増益 土木拡大で雇用維持
 
 こっこーの20年度(21年3月期)の業績は.売上高が前期比26.2%減の101億8,500万円、経常利益は同15.3%増の9,700万円で減収増益だった。19年度(20年3月期)に災害廃棄物の処理で一過性の収益があったため、反動で、資源循環事業部の売上高が大きく減少した。利益面では、経費削減、コストを意識した営業方針の徹底で利益率を高めたことなどが寄与し、営業・経常共黒字を確保した。新型コロナウイルス感染症による国内経済活動の低下を受けて、資源循環事業部のほか、製鉄事業部、生活環境事業部でも売上高が減った。製鉄事業部では、20年2月に日本製鉄の瀬戸内製鉄所呉地区で第2高炉が休止されたことで仕事が減ったものの、スポット作業や構外作業の受注強化が小幅減にとどまった。
 21年度(22年3月期)は、経済が回復基調にあることや鋼材やスクラップの相場が上昇していることから増収計画。ただ.仕入れ価格の上昇に見舞われていることに加え、9月末に呉地区で高炉2基を含む鉄源工程が休止され、製鉄事業部の構内作業が大きく減る見通しのため.事業環境は依然、厳しいとみて収益改善への取り組みを続ける方針。
 鉄源工程休止後の人員は.20年度に立ち上げた「こっこー再生プラン」の進展により、グループ内での配置転換や製鉄事業部内での再配置などで対応する。大きなテーマである「雇用維持」は23年の全工程休止に向け、昨年グループ化した村上工務店(広島市)を中心にグループ全体の土木事業の拡大、他事業部の体質強化などで受け皿づくりを継続する。
 21年度は、各事業部で設備面でも体制強化を図る。資源循環事業部では、年度内をめどに呉リサイクルセンター(呉市)に小型竪型破砕機と選別ラインを導入する。鉄・非鉄、樹脂を含む「雑品」と呼ばれる複合スクラップなどを再資源化する。処理能力は、1日当たり約7トン。18年に木くず・廃プラスチック用の一軸破砕機を設置しているが、スクラップ加工に使う破砕機の導入は同社として初めて。槙岡社長は「実際に運用することで、今後の資源循環の絵姿を考える材料にしたい」と話す。22年度には、リサイクル需要の増加が予想される太陽光パネルの再資源化事業への参入を検討する。
 製鉄事業部では、鉄源工程休止後の製鉄所内での片付け作業や解体工事にかかる付帯作業の獲得に注力する。生活環境事業部でも広島加工センター(東広島市)にプレスベンダーを設置し、鋼板加工に活用する。


【2021.07.20】産業新聞 掲載

会社概要

新着記事

2024年04月01日
こっこー野営同好会!?
2023年11月15日
R5年度 呉市中小企業・小規模企業振興基本条例実践シンポジウムに当社社長が登壇しました。
2023年10月31日
『通年ノーネクタイ』の実施について
2023年09月01日
こっこー、経営基盤を強化 ヤード整備や太陽光設置
2023年08月30日
くれエコフェスタ2023のチラシが届きました!
2023年07月28日
市立呉高等学校1年生が工場見学に来社☆
2023年07月14日
呉市主催採用動画作成セミナーに参加してきました!
2023年06月30日
総合リサイクルの「こっこー」、「選ばれる会社」への戦略徹底
2023年04月03日
「大分営業所」新設のご案内
2023年03月07日
工場内の水銀灯をLED照明に切り替えました!

スーパーソル

工場見学

採用情報

インスタグラム