COCCO

呉市のご当地キャラ「呉氏」のフェンスがこっこー本社に!

こんにちは!

いよいよ2021年の終わり、2022年スタートが近づいてきましたね!

なかなかお出かけができなかった2021年。

しかし、お散歩などで改めて地元の魅力を発見できた一年でもありました!

こっこー本社の周りも歩いてみると色んな発見があるんですよ~!

そうそう、こっこーが生まれ育ったここ、【広島県呉市】では、かわいいご当地キャラがいるのを皆様ご存知ですか?

 

その名も・・・「呉氏」(くれし)です!!

 

kuresi

 

はじめましての頃は、なんだ!?と他のご当地キャラと違うタイプに戸惑いましたが、いまでは、すっかり可愛さにハマり、いろんなグッズをチェックしてしまいます(>v<*)

 

そして、、、呉氏グッズといえば、

こっこー本社に、この呉氏が入ったフェンスがあるんです!

211206 看板デザイン (1)

皆さん、分かりますか?フェンスの中央に呉氏がいるんです!

とても可愛いですよね!

これ、実は、三協立山㈱三協アルミ社さんが呉市公認で作られたフェンスなんです★

 

https://www.kureshi-official.com/goods/

そして、当社のこの呉氏フェンス、テレビ新広島さんが取材に来てくださいました!

チッチキチー♪でおなじみの大木こだまさん&テレビ新広島アナウンサー西山穂乃加さん親子が来てくださり、うれしい限りですヾ(≧▽≦)ノ

この放送は、年明けになりますが、今から楽しみで仕方ありませんっ!!!!

(呉氏取材)記念写真

 

放送日時は、以下を予定しています!

日 時:2022年1月12日(水)18:00~

テレビ新広島「TSS ライク!」“あっちこっちチッチキチー”コーナーにて

 

是非みなさん、ご覧ください~(*´ω`*)

「呉を冒険メガすごろく」参加しました!

こんにちは!

 

寒暖の差が激しい今の時期、皆さん体調管理には十分にお気をつけください。

 

今回のブログは、11月7日に呉市の中央公園で開催された「呉を冒険メガすごろく」についてです。

 

呉の魅力を詰め込んだすごろくで遊べる!とのこと…聞いただけでも面白そうですよね?

 

応募枠110組がすべて埋まり、当日には企業ブース前に体験待ちの方々の列が出来たりと大変人気でした!

 

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こっこーも「企業体験コーナー」の1つとして参加させていただきました!

 

来られた方々の多くが「こっこー」という名前から「ニワトリ」を連想(笑)

 

が、しかし!!

 

リサイクルの分別体験中は「へぇー」「え、そうなんだ!」という声!
終了後には「すごい勉強になった」「帰ったら早速やってみます」などといった声が!

 

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最初はよくわからず戸惑いがちなお子さんが、分別の仕方や、分別マークの違いに気づいていき、普段は気にせずただ捨てられていた「ごみ」が意外なものに生まれ変わってまた使われているということを知って驚く姿はとてもかわいかったです(*^^)

 

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しかもお昼休憩にはなんと!
こっこーの企業ブースの前に「呉氏」が!!!

 

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今回のイベントに参加した方々に、「ごみ」をただ捨てるのではなく、その「ごみ」は生まれ変わってまた私たちの生活の支えになっているということを知ってもらうことができました。

 

今後も、同じようなイベントが開かれる際には、
更に多くの人に「こっこー」と「リサイクル」について知ってもらいたいと思います!

こっこーの70周年記念品🌟

こんにちは!

すっかり朝晩は涼しく(寒く)なり、秋を感じる季節となりましたね。

さて、今回のブログでは、今年こっこー社員全員に配布した70周年記念品についてです!

「どんなものを社員は喜んでくれるだろう・・・・(゜-゜)」

「使えるものの方が良いだろうなぁ。。。。」

「やっぱりこっこーといえばリサイクルだし、エコなものがやっぱりよいだろうし・・・!

ということで、

記念品は色々と悩みましたが・・・・・

社長自ら提案してくださった、これに決めました!!

折れたバットをリサイクル かっとばし!!

 

213

 

みなさん、こんなのがあるってご存知でしたか??

野球大好き、カープ大好きな社長だからこそ、知っていたのかも(*^-^*)

プロ野球や社会人野球、大学野球などで使用され、役目を終えた破損バットやバットの製造過程で出る端材をリサイクルして作られているんです!

なんと素晴らしい商品なんだろう!

とっても感動ものです!!

しかも、もしかしたら、それが大好きなプロ野球選手が握っていたバットかもしれない・・・・なんて想像すると、うれしくなっちゃいますよねヾ(≧▽≦)ノ

今回は、このかっとばしを、こっこー70周年仕様にしていただき、カバンに入れて持ち運びできるように、箸キャップも付けてみました🎵

コンビニでお弁当買っても、今後は箸はあります!と言いたいです!

少しでも地球の為に、、、、コンビニでは袋だけでなく、箸もお断りしていきたいと思います(∩´∀`)∩

 

かっとばしは、株式会社兵左衛門さんが作られているecoなお箸です!

是非みなさん、サイトでどんな風に作られているのか、見てみてください(^^)/

かっとばし!! プロジェクト|独自の取り組み|兵左衛門

尚、息子が大好きなNHKさんのピタゴラスイッチに・・・・

なんとこのかっとばしが登場して、私は大興奮でした!!!

もっともっとみんなにこのかっとばしを知っていただき、持ち歩いていただきたいな~!!!

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こっこーの70周年事業!

こんにちは!

管理本部の松本です!

 

本日は、今年70周年を迎えましたこっこーの周年事業について、

ようやく全社員への配布ができたので、本日ブログでご報告させていただきます♪

 

 

今回、70周年事業として主におこなったのはこれです!

 

ドドーン!

 

  • ✿ 記念誌

  • ✿ 記念品

  • ✿ 各事業所のある13自治体への寄付

 

これまで、70年という長い歴史がありましたが、社史というものを制作していなかったこっこー。

書庫から昔の写真や、8mmビデオフィルム、先代の手記などを整理し、

改めて、こっこーの今日は先人の皆様のおかげであるんだ。と実感しました。

 

そして、今この70周年の年に一緒に働いている社員のみんなの様子も収めたいと、

写真集のようなページも作ったんですよ!

 

 

 

10年後、20年後、そして100周年を迎える30年後に、この社史を見返した時、

あ~こんな事務所だった!こんな仕事してたな~と懐かしく思う時がきっと来るだろうと思います。

 

 

 

processed

 

こっこーの今回の記念品、なんだったの??

気になりませんか? 循環型社会の形成を目指すこっこーの記念品は、

・・・・・ひと味もふた味も違ったものなんです!!

 

詳しくは、後日、ご紹介させていただきます!!

お楽しみに^^

 

こっこ一、3ヵ年新中計「事業基盤を強靭化」

― 全部門で黒字化目指す
 
 総合リサイクルのこっこー(本社=広島県呉市、槙岡達也社長)は、2021年度から3力年の中期経営計画を策定した。構内作業を手掛ける日本製鉄瀬戸内製鉄所・呉地区の閉鎖が23年に予定されるなど事業環境が大きく変わる中、収益力の強化やイノベーション創出、事業部・グループ間のシナジー強化などを通じ、強靭な事業基盤を再構築する。
 
 
― 解体付帯作業を獲得へ
 
 20年度にまとめた外部環境の変化に対応し、社員の雇用維持と22年度の黒字化を目指す「こっこー再生プラン」と並行し、取り組みを進める。「ピンチをチャンスに変えるために、挑戦しよう」を中計のスローガンに〝再生後〟を見据え、あり様を描いた。最終年度には、全事業部の黒字化、純利益1億円の安定確保、雇用維持、自己資本比率30%の達成、働き方改革による労働時間の短縮などを実現する。
 中計中に、製鉄所の構内作業を請け負う「製鉄事業部」の作業が大きく減少する見通しのため、収益改善、雇用維持を目標に、既存事業の利益率向上や社長直轄の「事業開発プロジェクトチーム」を中心にした新規事業の立ち上げに取り組む。
 昨年M&Aを通じ、スタートした土木事業の拡大、金属リサイクルなどを担う資源循環事業部と鋼材やエクステリアなどを販売する生活環境事業部の連携強化、製鉄事業部の構外作業への進出など事業改革は一定の成果を上げていることから、改革を加速し将来につながる基盤づくりを進める。
 日本製鉄が5月に、広島県や呉市などでつくる合同対策本部で、9月末の鉄源工程休止後の保全や一部解体、23年に予定する全設備停止後の撤去・解体について概略が示されたことを受けて、製鉄所の解体工事にかかる付帯作業の獲得を目指す。槙岡社長は「製鉄所の中で1日でも長く、一人でも多く働くことが当社と地域にとってはベスト」と話し、参入に強い意欲を見せる。
 6月には、創立70周年を迎えたばかり。槙岡社長は、70年代のオイルショック、90年代のバルブ崩壊、08年のリーマン・ショックなどさまざま事業環境の変化に直面しながら、そのたびにピンチをチャンスに変えるべく攻めの姿勢で乗り越えてきた歴史を振り返り、社員に結束を呼びかけたという。
 今回、中計とともに10年後の長期目標も作った。80周年の節目となる31年には、「地域社会を豊かにする、総合リサイクル・活性化企業へ」と進化し、脱炭素社会への貢献、産業廃棄物の処理品目拡充、新たな処理設備の導入やIT化、グループ土木事業10億円到達などの実現を掲げる。
本社社屋の建て替えや80周年の記念事業も実施したい考えだ。
 
 
― 前3月期、減収増益 土木拡大で雇用維持
 
 こっこーの20年度(21年3月期)の業績は.売上高が前期比26.2%減の101億8,500万円、経常利益は同15.3%増の9,700万円で減収増益だった。19年度(20年3月期)に災害廃棄物の処理で一過性の収益があったため、反動で、資源循環事業部の売上高が大きく減少した。利益面では、経費削減、コストを意識した営業方針の徹底で利益率を高めたことなどが寄与し、営業・経常共黒字を確保した。新型コロナウイルス感染症による国内経済活動の低下を受けて、資源循環事業部のほか、製鉄事業部、生活環境事業部でも売上高が減った。製鉄事業部では、20年2月に日本製鉄の瀬戸内製鉄所呉地区で第2高炉が休止されたことで仕事が減ったものの、スポット作業や構外作業の受注強化が小幅減にとどまった。
 21年度(22年3月期)は、経済が回復基調にあることや鋼材やスクラップの相場が上昇していることから増収計画。ただ.仕入れ価格の上昇に見舞われていることに加え、9月末に呉地区で高炉2基を含む鉄源工程が休止され、製鉄事業部の構内作業が大きく減る見通しのため.事業環境は依然、厳しいとみて収益改善への取り組みを続ける方針。
 鉄源工程休止後の人員は.20年度に立ち上げた「こっこー再生プラン」の進展により、グループ内での配置転換や製鉄事業部内での再配置などで対応する。大きなテーマである「雇用維持」は23年の全工程休止に向け、昨年グループ化した村上工務店(広島市)を中心にグループ全体の土木事業の拡大、他事業部の体質強化などで受け皿づくりを継続する。
 21年度は、各事業部で設備面でも体制強化を図る。資源循環事業部では、年度内をめどに呉リサイクルセンター(呉市)に小型竪型破砕機と選別ラインを導入する。鉄・非鉄、樹脂を含む「雑品」と呼ばれる複合スクラップなどを再資源化する。処理能力は、1日当たり約7トン。18年に木くず・廃プラスチック用の一軸破砕機を設置しているが、スクラップ加工に使う破砕機の導入は同社として初めて。槙岡社長は「実際に運用することで、今後の資源循環の絵姿を考える材料にしたい」と話す。22年度には、リサイクル需要の増加が予想される太陽光パネルの再資源化事業への参入を検討する。
 製鉄事業部では、鉄源工程休止後の製鉄所内での片付け作業や解体工事にかかる付帯作業の獲得に注力する。生活環境事業部でも広島加工センター(東広島市)にプレスベンダーを設置し、鋼板加工に活用する。


【2021.07.20】産業新聞 掲載

こっこ一ソフトボールチーム、実業団全国大会に出場 ~あす初戦「大舞台で大勝利へ」

 こっこー(本社=広島県呉市、槙岡達也社長)のソフトボールチーム「cocco」が、17日から19日まで広島県尾道市の御調ソフトボール球場で開かれる実業団の全国大会「第61回全日本実業団男子選手権」に出場する。全国大会への進出は初めて。チーム一丸となって大舞台での初勝利を目指す。ソフトボール部は2006年に発足。もともと呉市は、ソフトボールが盛んな地域だったといい、プレーする社員が増えたのを機に、実業団チームを作った。07年からは呉市のリーグに所属、さまざまな形で会社からバックアップを受け、活動を続ける。現在では、若手社員の交流の場となっているほか、リクルートや企業PRの面でも貢献する。社会人になってもソフトボールを続けたいと、ごっこーへ入社した社員もいるという。10年には地区大会、広島県大会を突破し、中国地区大会に進んだものの、全国大会には手が届かなかった。今回、全国大会への切符を手に入れ、創部以来の悲願をかなえた格好だ。

 活動する部員は17人。新型コロナウイルス感染症の影響で市営グラウンドが利用できない期間もあったが、本社敷地の一角を使って練習に励んできた。古川雄一監督は「当社70周年の記念すべき年に全国大会に出場でき、うれしく感じている。強豪チームとの対戦を楽しみ、全国大会での一勝を目指したい」と話す。初勝利を飾り、会社や地域、社員・家族への恩返しをしたい考えだ。初戦はあす17日午後3時から。鹿児島県代表の山口水産と対戦する予定。


 

【2021.07.16】産業新聞 掲載

 

地域の環境美化へ 呉市の金属リサイクル会社 西条市に10万円寄付

 金属リサイクル業の「こっこー」(広島県呉市)は6日、地域の環境美化などに役立ててもらおうと、西条市に10万円を寄付した。市は海岸や河川で回収した廃棄物の処理費用などに充てる。

 

 6日に市役所を訪れた槙岡達也社長は「地域への恩返しがしたいという思いがあった。これからさまざまな事業を行おうとする中で、西条市は新たな拠点になりうる場所だと感じている」とあいさつし、玉井敏久市長から感謝状を受け取った。

 

 同社は創業70周年を機に、地域貢献の一環として営業拠点などがある中四国13自治体への寄付を進めている。

 


【2021.07.07】愛媛新聞 掲載

 

鉄リサイクル工業会中四国支部 初代部会長に就任した槙岡達也氏

 こっこーの槙岡達也社長は日本鉄リサイクル工業会中四国支部の初代青年部会長に就任した。昨年一年間は準備期間に充て、45歳以下の若手30人弱の仲間を集めた。同支部では岡山部会に青年組織があるが、支部全体での青年部会は初めてだ。若手経営者や幹部陣など広く参画を呼び掛ける。6月28日にウェブ上で発足式を行い、8月には親会を含め広く参加者を募る形でのウェブ講演会を企画する。
 
 
 廃棄物処理業界など「競合との協業」、循環型社会実現の一角を担う鉄スクラップ業界の働き手確保に向けた「業界地位向上」、海外動向を踏まえ将来を考えるための広い視野を養う「海外に触れる機会創出」の3点が活動方針。「似通った業界である廃棄物 業者ともうまく協業・競合していかねばならない時代。同業者間では国内市場が縮小する中で保有設備など各社の強みを生かしての連携も図りたい。鉄は100%リサイクル可能な素晴らしい素材であり、その原料となる鉄スクラップを扱う当業界の存在意義をアピールしていくことも重要だ」と語る。
 
 
 数年後に控える支部主幹の全国大会を成功に導くべく、若手同士の横連携も強化する。
(小田琢哉)


[2021.6.18] 鉄鋼新聞 掲載

前3月期、減収増益

 総合リサイクル・建材加工のこっこー(本社・広島県呉市、社長・槙岡達也氏)の2021年3月期業績は売上高が前期比26.2%減の101億8400万円、経常利益は同15.3%増の9700万円と減収増益。減収については、災害廃棄物処理の大型案件終了やスクラップ単価は上がったものの扱い量減少が響いた。一方、逆風下の中で徹底したコスト削減と利益率向上に向けた自助努力が実を結んだことと、各種助成金の活用により黒字確保を果たした。
 
 
 事業部門別売上高では、鉄・非鉄スクラップ・古紙などを扱う資源循環事業部が47.7%減、鉄鋼建材、エクステリア商品の販売施工を行う生活環境事業部が6.6%減、日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の構内作業を担う製鉄事業部が3.4%減と、いずれも売り上げ減を示した。
 
 
 特に西日本豪雨で発生した災害廃棄物処理業務の大型スポット受注で前々期の売上高が伸長していた資源循環部門の売上高は、市中発生減に伴うスクラップ扱い量減も加わり半減。製鉄事業部門は期中に高炉1基の休止の影響が危ぶまれたが、継続契約の見直しや操業人員減に伴って増加した構内スポット作業の獲得が奏功し小幅減。生活環境事業部門の鉄鋼建材分野は自動車メーカーをはじめ産業界のコロナ感染拡大の影響による設備投資減が大きかったが、エクステリアではCAD図面を活用した提案型営業による付加価値向上や営業努力による配送費獲得で利益率が向上した。資源循環、生活環境の両部門は「販価上げや生産原価低減の徹底で、コスト意識、利益率向上に向けた意識改革が浸透した一年だった」(槙岡社長)と評価する。
 
 
 同社は前期の期初に、製鉄所閉鎖を見据えた「再生プラン」を始動。従業員の雇用と全事業の黒字の確保を目指している。
 
 


 
 

[2021.6.18] 鉄鋼新聞 掲載

日本製鉄・呉地区 完全閉鎖見据え”攻め”の中計始動 高炉解体業務参入目指す

 総合リサイクル・建材加工販売のこっこー(本社・広島県呉市、社長・槇岡達也氏)は2021年度を起点とする3カ年の新中期経営計画をキックオフした。基本戦略である「ピンチをチャンスに変えるための挑戦」を期間中の統一テーマに掲げ、主力取引先である日本製鉄瀬戸内製鉄所呉地区の23年9月末の完全閉鎖に臆することなく「攻めの姿勢」を鮮明化。最終年度に純利益1億円規模のキープと全事業部黒字化といった意欲的な計画を立てている。▼6面「関西・西日本版」に関連記事

 

 新中計は、呉地区の構内作業を請け負ってきた製鉄事業部門の売り上げ大幅減・固定費増加分を埋めるための全事業部・グループの収益力強化や、昨年新設した事業開発プロジェクトチームを中核に雇用の受け皿作りのための新規事業への挑戦などが骨子となる。

 

 今年9月末の呉地区上工程閉鎖に伴い、来年1月までに製鉄事業部120人強の雇用に影響が出るとの見通し。今後、鉄・非鉄スクラップや古紙などを扱う資源循環、鉄鋼建材営業やエクステリア商品の販売・工事施工を行う生活環境の両事業部門への配置転換と、引き続き構内のスポット的な構内作業の獲得にも回す算段だ。

 

 日鉄から完全封鎖後に本格的な製鉄所の解体作業に入るとの発表を受け、解体に係る作業に対して「地元のためにも、是が非でも参入したい」(槙岡社長)としている。呉地区に納入していた鉄スクラップに関しては、新たな販売先の獲得や海上輸送も視野に入れている。

 

 各部門の早期の体質収益力の底上げも進展している。子会社である代納業者・大鉄産業(福岡県)とは販路拡大・集荷面での効果が上がっている。新規事業にも挑戦し、土木業者の子会社化やマツダ協力会社の事業譲渡で雇用の受け皿を増やしている。土木事業の骨太化や解体参入を目指し、公的資格保有者を増やしていく方針。

 

 中計での設備投資は5億~6億円規模を計画。鉄を軸に廃棄物取扱品種を拡大し、総合リサイクル業の基盤を整えるべく、今年中の雑品スクラップ用竪型破砕機の導入に向けた準備を進めている。来年度には耐用年数が過ぎた太陽光発電パネル設備の大量排出期を見据えて、再資源化に向けた設備の導入も検討する。屋根成型品に付随する建築金物用の折り曲げ設備を更新し、内製化により利益率を高める。

 

 なお、昨年に黒瀬リサイクルセンター(東広島市)に廃プラ用圧縮梱包機を導入、ペットボトル処理への用途も検討する。

 

 新中計と合わせ、創立80周年を迎える10年後(30年度)を見据えて描いたロードマップでは、純利益2億5千万円、産業廃棄物扱い品目の拡充、土木事業の現状売上高1億5千万円から10億円への引き上げなどを掲げている。

 

 

 


[2021.6.18] 鉄鋼新聞 掲載

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