【広島加工センター 鋼材部より】

こんにちは。鋼材部鋼材営業Gの吉川です。

 

先日の西日本豪雨により被害に遭われた方に心よりお見舞い申し上げます。

広島加工センターは幸いにも被害はありませんでした。しかし、土砂災害などによる道路の通行止め、交通機関の乱れもあり、普通の生活に戻るまでまだ少し時間が掛かりそうです。一部地域では断水が続いており、水の大切さを改めて痛感しました。被災地域には、自衛隊や多くのボランティアの方にも助けて頂いており、改めて人の温かさを感じています。一日も早い復旧を願っております。

 

これまでに鋼材部では、鋼材加工についてご紹介させて頂きましたが、

今回は、当社で加工しているスリーブについて紹介していきたいと思います。

 

まずスリーブについて説明しますと、コイルのつぶれ防止として使われています。当社でも加工をおこなっている、工場の屋根や壁などに使用するカラーコイル等板厚の薄いコイルに主に使用されています。コイルと言われてもよく分からないと思うので、鉄でできた巨大なトイレットペーパーを想像してみてください。コイルがトイレットペーパー、スリーブがトイレットペーパーの芯のようなものとイメージしてもらえると分かりやすいと思います。

トイレットペーパーは芯が無いと形が変形してしまい、巻き取りも難しくなると思いますが、コイルも同じでスリーブが無いとつぶれてしまい変形してしまいます。

変形してしまうとコイルを伸ばすことができなくなり加工することができなくなってしまうので、スリーブの役目は非常に重要になってきます。 

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【コイル】

 

 

当社の広島加工センターに、スリーブ製造ラインがあり、加工を行っております。

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【スリーブ製造ライン】

 

簡単に作業の流れを紹介します。

まずは鉄板を円柱状に丸めていきます。鉄板の厚さは4.5mm6.0mmのものが多く、一枚の重量は約40kgにもなります。

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次に丸めた鉄板の端を溶接していきます。

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矯正を行った後に、スリーブの内径が寸法通りに加工できているか検査を行い完成となります。

一か月で多い時には約100本加工することもあります。

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この他にも当社では様々な加工を行っておりますので、また次の機会にご紹介させていただきたいと思います。

 

8月に入りまだまだ暑い日が続いています。今年は猛暑日は当たり前になり、地域によっては40℃を超えるような日々が続きますが、皆さんも体調には十分ご注意ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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